ヴァイオレット・エヴァーガーデン5話感想
5話では1~4話から大分時間がたって成長したヴァイオレットです。戦争が終わり、平和が続くための政略結婚の恋文の代筆を行うヴァイオレット。二人の友好関係を国民に示す公開恋文を行う簿がvioletの役目です。
5話人を結ぶ手紙を書くのか?
ヴァイオレットちゃんの成長
政略結婚で一度だけ会った10歳年上の王子の元に嫁ぐことになった王女シャルロッテ。そのシャルロッテのために、公開恋文の代筆をヴァイオレットが行います。1~3話のまだ人の心をくみ取るのが難しかったころから多く仕事をこなしたらしく短期間の成長が目覚ましいです。
恋文は要望通り恋文のお手本のようなきれいな物でした。ですが当人の心はその手紙にはないので代筆とは言い切れないものでした。
そんな中シャルロッテ王女が王子の心が分からないと不安を漏らします。王女ではなく一人の女の子の姿でした。そしてシャルロッテ王女とヴァイオレット同じくらいの年と言っていてヴァイオレットちゃん14歳くらいなのですね…ずっと17とか18くらいかと思っていた…。
1話で社長がぬいぐるみを持ってきたことやベネディクトがガキと
言ってたくらいですが予想より幼いことに驚きました。
王女様は割と年相応の表情をしたり可愛いですがヴァイオレット大人っぽいです。
相変わらず京アニさん映像もですが服装や髪形まで細かくて日が変わると王女様色んな
服でかわいいです。
喜怒哀楽はっきりしててかわいい王女様です。
王女の気持ち
シャルロッテ王女とダミアン王子のお話はとても素敵でした。まだ幼い王女が結婚に戸惑う話かと思ったら実は王女は10年前に出会った時に憧れと恋愛感情が有りました。国同士の関係や国益を自分で勉強して父親や議会の人にもそれとなく話しているというとても努力家でしっかりしてた王女でした。
公開恋文はの内情に不服そうだったのは憧れの王子の本心が解らないことで自分は結婚することがうれしいけど王子の本心がどうなのか…という不安をヴァイオレットにただの少女として呟く姿はとても可愛いです。
その言葉を聞いたヴァイオレットが「あなたの涙を止めたい」というセリフとてもカッコいいです。目の前で泣いている人が悲しい事ときちんとわかるようになってルクリアの3話以上により成長して優しい女の子になっています。
王女と王子の幸せ
解決するために自ら代筆するのではなく相手のドールに協力してもらい王子の本心を直筆で書くことになりました。民衆も戸惑いつつも本気の恋のようだと熱中していました。最後の手紙で王子が返事を持って直接会いに来てプロポーズするシーンはとても素敵でした。幸せな王子と王女のおとぎ話みたいな美しい話でした。
ヴァイオレットに不穏な気配
相手側ドール(カトレア)と別れて会社に戻ろうと船から降りるとギルベルと少佐の兄ディートフリート大佐が登場しました。かつてヴァイオレットに部下を殺された事への憎しみのこもった声で話しかけてきました。
不穏な急展開でした。
感想
とっても幸せな回でした。公開恋文は或る意味公開処刑のようですが…14歳で結婚に周囲も普通に受け入れる事から普通の中世あたりの感覚なんでしょうね…でも少女兵だったヴァイオレットに驚いてる…。原作でディートフリートは気球船祭りの時に偶然ヴァイオレットが見つけて遭遇でしたがアニメでは自ら出てきました。アニメはほぼオリジナルの話ですがどれも面白くてこれからも楽しみです。
ダミアン王子の声の津田さんが比較的若くて優しい声でこりゃ王女惚れるわ…。